タイ北部・チェンライ県ユースック村を拠点に、
そこに住む少数民族(アカ族)のひとたちと知っていることやできることを共有・交換しながら
無理や負担のない暮らし方を探っていく、タイ武者修行ツアー。
4回目となる今回は、ユースック村の山岳民族の生活技能を体得する森の合宿です。
ナタ一つとお米を持って森の中で寝床をつくる練習や竹でお米を炊いたり料理をしたりします!
ずっと山籠りではなく、村を探索したり、鍛冶場で包丁を作ったり、様々な技を覚える予定です。
今回も、実際に家を建てた経験のある村人がサポートに付きます。
日本に帰国し絵自分たちでできるように竹を割るなど、下ごしらえの段階からできるだけ自分たちの手でやります。
数名の村人がサポートでつきますが、彼らとどのようにコミュニケーションをとって教えを乞うか、
それも武者修行の一環です。
昨年の感想ですが、意外に、共同で作業すると、言葉が不十分でもコミュニケーションできる!
そこも面白いです。
家を建てるのはチェンラーイ空港の近くにあるDACOランド。
バンコクのフリーペーパーDACOを発行している会社の持つチェンライ空港裏の土地です。
現在は、完成しているのは酵素風呂の施設「エンザイム・バス・タイランド」。
酵素風呂というの砂むし風呂の発酵させたおが屑版というとイメージしやすいかもしれません。
詳しく書くと米ぬか酵素風呂とは、「米ぬか内の光合成細菌、乳酸菌、放線菌などの微生物が分泌する
酵素による力で60℃前後まで温められた米ぬかの中に埋まる温浴法)」。
発酵熱で体が温まるといういい汗かけるお風呂です。
「よく生きることをテーマにした場所をつくろうと思ってはじめたプロジェクトです。
まず最初のきっかけは、縁あって知り合った兵庫県三木市にある酵素風呂『ぬか天国』をタイでも根付かせたい!
と思い立ってスタートしました。施設だけではできませんから、ぬか守り人に最適な人を探して、
タイから日本に修行に送り出し、晴れてオープンしたところです。
もともとは広い池があったので、建物を建てる部分を埋め立て、池の底にあった肥えた土をさらっての菜園をつくり、
大豆などを栽培したり、残っている池には天然ナマズ、いずみ鯛、雷魚が泳いでいて、釣りをつることもできます。
今後も、分野にこだわらず、よく生きることをテーマにしたプロジェクトを展開していく場として活用していきたいと思っていました。
竹の家はこのプロジェクトにぴったりだと思ってお願いしました。」
今回の依頼内容は、
「酵素風呂に来るお客さんが滞在するための竹の家」
「2人ぐらいが泊まれて、中には囲炉裏もあってくつろげる」
「寝る場所といろりのあるスペースには段差があるといい」
「ベランダをつくって、ハンモックを吊るしたいな~」
というもの。
まさに竹の家の技が生きそうな用途です。なにしろ竹の床は触れるとひんやりした感触がありしなるので寝心地がいい。
酵素風呂のあとに寝転ぶと最高だろうなー、と思います。 家に加えて、炊事場(水場とかまど)用に雨を防ぐ柱と屋根を作ります。
収穫や釣りをしながら自炊して長期滞在できと面白そうです。
土地の大半は池です。
右下の建物が酵素風呂、図の赤い部分が埋め立て済みでここに竹の家を建てます。
埋め立て地の斜線の部分は池の底の栄養豊富な土で作った畑で、大豆などを栽培しています。
竹の家が建つ工程を見学するだけでもOK、
はじめての村を離れての家づくり、
タイ武者の腕の見せ所です。力を合わせて竹の家を完成させましょう!
※フライト時間は変更となる可能性があります
※酵素風呂の建物での泊まり込みを予定しています
「タイ武者修行ツアー」於 チェンライ県ユースック村(タイ王国)
《日 程 》2015年5月2日(月)-8日(日) ※事前顔合わせ会あり
《費 用》 21.8万円
《定 員》 10名程度
《応募〆切り》 4月15日…チケットが確保できれば参加可能。
企画運営=小泉清香(ナリワイ・武者修行プロジェクト) 企画監修、運営補佐=伊藤洋志(ナリワイ)
旅行手配 株式会社イーアンドジーインターナショナル